ひろ、永遠の旅路につきました 診察中、かなりヤバそう 点滴でちょっと元気に 動物病院にて お花に囲まれて ひろはお花に囲まれて旅立ちました。 今まで可愛がっていただきまして、 本当にありがとうございました。 |
2007年5月24日、なごみ系フェレとして皆様に可愛がっていただきましたひろが永遠の旅路につきました。4歳11ヶ月でした。あと1週間で5歳の誕生日でした。 まず最初に、ひろの名前を国府弘子先生からいただいた際にお約束した10年計画は達成することが出来なかったことを、ここに深くお詫びしなければなりません。フェレットで10歳超えるのは結構大変なことですが、ひろにはそれだけ長生きして欲しいという願いをこめた約束だったので、ひろが5歳を前に旅立ってしまったことは非常に残念でなりません。 それと、ひとつみなさんに覚えておいてほしいことは、なぜか知らないのですが、私は掲示板やメールで病気のことをよく相談されるのですが、おそらくひろをお迎えしていなかったら、私がフェレットの病気のことについて一生懸命勉強することはなかったと思います。だから、私にフェレットの病気のことで相談したことがある人たちやCinnamons.jpのコンテンツを読んで病気のことで情報を得た人たちは、どうかひろのことを忘れないで欲しいのです。 ところで、ひろは胃切開をした後、しばらくはめちゃくちゃ元気だったのですが、その後体調を崩してしまったので、私が毛玉のケアをもっとしっかりしていれば胃切開する必要はなかったわけなので、因果関係はないかもしれないですが、私としてはひろに非常に悪いことをしたと思ってます。ひろは病気で毛が抜けやすくなっていたのだと思います。もっとまめにラクサトーンを舐めさせておくべきでした。ごめんね、ひろくん。 さて、経緯を簡単に説明すると、ひろは昨年の秋からインスリンノーマなので血糖値の低下を抑えるためにホルモン剤を1日1回飲んでいましたが、発作を起こすほど酷くはなかったので、まいと一緒にサブケージでほぼ普通に暮らしていました。 2月の下旬くらいから痩せ始めて調子が悪くなってきたのかなぁと思ってましたが、体調的には元気でした。血糖値を安定させるために、フェレットセレクションのテクニケアをおやつ代わりに与えてました。 3月の下旬あたりから食欲がないし、吐くようになったのでホルモン剤を1日2回にしたりして様子を見ていたのですが、酷くなるばかりでした。 4月8日に動物病院に連れて行き、触診の結果、胃に毛玉が詰まっているとのことで、結局胃切開をして毛玉を除去しました。このときにインスリンノーマの腫瘍も5つほど除去しました。術後はものすごく元気で流動食でしたが食欲旺盛で暴れまくってました。 ただ、ひろが硬いご飯をなかなか食べてくれないので困っていました。ゴールデンウィークはクーたんのこともあっていろいろばたばたしていましたが、ひろの看病は一生懸命しました。硬いご飯をちょっと食べてくれるようになりました。 5月10日くらいから食欲が低下し、ひろは強制給餌以外ではご飯を食べないようになってしまいました。 5月14日、強制給餌でなにかいい道具はないものかと会社の帰りに久しぶりにフェレットワールド ららぽーと店に寄りました。店長さんが変わっていて、新しい店長さんは私と仲のよい人なのであれこれ話をしていたら1時間くらい過ぎてしまいました。ちょっと使えそうなシリンジを発見したので購入しました。 自宅に戻ると停電した形跡があり、一瞬顔が青くなりましたが、この日は気温は大丈夫だったのでシナモンズ+ヴァンは全員無事のように思えました。しかし、ひろにご飯を食べさせようと思ったら、お鼻が毒黒い紫色で今にもヤバい状態でした。とりあえず、手術後に麻酔から覚ますために行う応急処置を施してみました。ドライヤーでひろの身体を少しずつ暖めていくとひろは回復したので、オリゴのおかげを少し舐めさせたみて、とりあえずは大丈夫そうだったので、週末まで様子見をすることにしました。 5月18日まではひろの症状は変わらず、相変わらず強制給餌の流動食しか食べてくれません。この間に編み出したのはマーシャルフードと免疫サポートをベースにした流動食。この流動食にしてからはひろのうんPの調子はめちゃくちゃよくなりました。しかし、吐くのは相変わらずですけど・・・。 5月19日、動物病院に連れて行きました。血液検査の結果は血糖値は適正なのでインスリンノーマが悪化したのではないとのことでした。そして、レントゲン検査の結果、拡張性心筋症とのことでした。主治医は、とりあえず入院して点滴で脱水症状を解除して、拡張性心筋症は薬でコントロールができればまだまだ大丈夫とのことだったので、1週間ほど主治医に預けることにしました。ということで、ひろは酸素室で点滴です。 5月20日、昼頃ひろのお見舞いで動物病院に行きました。面会したときは点滴が利いているのかちょっと元気そうでしたが、酸素を止めるとちょっと苦しそうだったので、あまり抱っこしてあげられませんでした。夕方にもう1回面会しました。 その後、ひろの容態はあまりよくない状態が続いたようです。 5月23日、会社の帰りに動物病院に電話してひろの容態を聞くと、スタッフの方の返事が今までとちょっと違った感じだったのでマズいと思いました。自宅に戻ってシナモンズのお世話をした後、ヴァンのお散歩をしていた20時50分頃、動物病院から電話が入り、ひろの呼吸が止まったとのことだったので、主治医にひろを静かに旅立たせてあげるように伝えて欲しいとお願いして、急いで動物病院に向かいました。 1時間後、動物病院につくと、ひろは既に旅立った後でした。主治医は緊急手術をしていて話が出来ない状態でした。日付が変わる少し前に手術が終わって主治医と話が出来るかなぁと思ってしばらく待つことにしました。 ちなみに、ひろは綺麗な姿で待っていました。さわちゃんとあいちゃんがひろを最後のお風呂に入れてくれたとのことでした。ありがとう。 熱帯倶楽部へ電話をして店長さんにひろが旅立ったことを報告しました。店長さん曰く「ひろくんはたまさんのところにお迎えされて本当に幸せだったと思います。たまさんの家だったからここまで長生きできたと思います。」とのお言葉を頂きました。店長さん、ありがとう。 日付が変わる少し前に手術は終わったのですが、少しすると手術した子の容態が急変したので、主治医と話をする時間が作れないようなので、ひろを連れて帰ることにしました。 5月24日、会社帰りの途中、携帯電話でひろのお別れ会の予約を入れました。少しでも長く家でゆっくりさせてあげたいと思ったので、5月27日の16時にしました。会社帰りにお花を購入しようとおもったのですが、近所のお花屋さんがしまっていたので仕方なく近所のスーパーで1束300円くらいのちょっとかわいめのお花を3束購入し、ひろの寝床に飾りました。お別れ会の日までの間は気温が高くでひろのことが心配でした。 5月26日、ひろのお別れ会のことでいろいろ準備をしました。当日は午前中にマンションの管理組合理事会に出席要請があったので、お花の手配などを前日に行おうとお花屋さんに行くと、いつものおばさんが「黄色いバラがない」というので一瞬困りました。どうしようかと悩んでいたところに、おばさんが「そういえば、この間入れた黄色いバラの残りがあったのを忘れていた」とのことで黄色いバラは何とか用意できました。ちなみに、残っていた黄色いバラってクーたんのときに仕入れたものだった。クーたん、ありがとう。その後、ひろへお手紙書いたり、ひろのお別れ会用の音楽を選曲したりしました。もちろん、曲はすべてお名前を頂きました国府弘子先生のアルバムからの選曲です。ちょっと古めの曲が多かったですけどね・・・。 5月27日、管理組合理事会がちょっと長引いたので、13時頃にお花屋さんで昨日オーダーしておいたお花を購入し、14時過ぎ頃、動物病院に寄りました。主治医とさわちゃんがひろと最後のお別れをしてくれました。 16時頃、お別れ会の会場に到着。滞りなくひろのお別れ会を行いました。ちなみに、クーたんのときに担当してくれた方が今回も担当してくれました。ひろも綺麗な姿で旅立っていきました。シナモンズはおやつは禁止なんだけど、ひろが毛玉で苦しまないようにパパイヤスティックを持たせてあげました。 ひろ、君と一緒に暮らすことになって、フェレットの病気のことをいろいろ勉強しました。そのおかげでたくさんのお友達を助けることができました。みんなひろのおかげです。ありがとう。 これからはクーたん、おと、たけ、ゆうと一緒に遊びながらシナモンズ+ヴァンをずっと見守ってあげてください。 |