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クーたん、永遠の旅立ち
投稿者:
たま
掲載日: 2007/5/5 (4208 回閲覧)
クーたんは急性腎不全で永遠の旅路につきました。旅立ちの日からお別れ会までのエピソードです。
クーたん、永遠の旅路につきました
みゅうと最後のツーショット
かなり具合悪そう
動物病院にて
お花に囲まれて
ましゅさんからお花(左)を頂きました
クーたんは無事永遠の旅路につきました。今までクーたんを可愛がって頂きまして 誠ににありがとうございました。
2007年5月1日、シナモンズのリーダーであるクーたんが急性腎不全のため永遠の旅路につきました。5歳6ヶ月でした。
まず最初に記さねばならないことは、Cinnamons.jpを作るきっかけになったのはクーたんと私が出会ったことだということです。シナモンズが結成されたきっかけはみゅうをお迎えしたことですが、シナモンズが結成される前からクーたんのことは私のホームページに掲載していました。つまり、フェレットのことをホームページに掲載したきっかけはクーたんなのです。ですから、クーたんがいなければ、もしかしたらCinnamons.jpはなかったかもしれないし、シナモンズの結成もなかったかもしれません。
ですから、このサイトに掲載されている情報や私にメールで質問して、困ったことが解決した心当たりがあるのでしたら、どうかクーたんのことを忘れないでいて欲しいのです。
ちなみに、2007年4月の1ヶ月間のCinnamons.jpのアクセス状況は32410ビジター、59555ページビューです。Cinnamons.jpが、クーたんが旅立つ直前に3万ビジターを超えてしまうほどのサイトになっていたことは、管理者としたは考え深い出来事でした。
さて、本題に入ります。クーたんの最近の状態を簡単に説明すると、今年に入ってから副腎腫瘍の治療でリュープリンを注射していまいた。2回目を注射した後はほとんど治ったような状態でしたが、主治医と相談して念のために3回目も注射しました。その後、クーたんの毛はものすごくマフマフになったので本当によくなった感じで、5月のゴールデンウィークの後半あたりに主治医に診てもらって完治宣言してもらう予定でした。
ひろが胃切開した後、普通のご飯に切り替えるのがなかなかうまくいってなかったので、ゴールデンウィーク中はひろにきちんと普通のご飯が食べられるようにトレーニングしなくっちゃということで、ひろのご飯をあれこれ工夫することに気をとられていましたが、クーたんも4月28日の時点では普通に元気だったので、クーたんに関しては特に注意する必要はないかなって感じでした。
4月29日、動物病院へ野暮用で出かける用事があったので、昼過ぎに出かける前のお世話をしていたときも少し元気がないかなって感じはしましたが、病気で具合が悪いというほどではなかったので、少し気をつけたほうがいいかもしれないとは思いましたが、動物病院に連れて行くほどの状態ではなかったので、そのままお留守番にしました。夜のお世話の時も同じ感じでした。
4月30日、朝のお世話のときは気づかなかったのですが、14時過ぎ頃、クーたんを抱っこしたときに妙に軽いので、チェックしてみるとお尻にねとっとしたうんPがこびりついていたり、バタースコッチばりに身体が黄色かったりということで、これはかなりヤバいと思い、とりあえずおりごのおかげを舐めさせて、お尻を綺麗にしてあげました。16時頃動物病院に電話をすると、主治医はフェレットの副腎腫瘍の手術をする直前で相談できない状態で、「とにかくクーたんを動物病院に連れてきなさい」とのことだったので、手術が終わる予定の19時頃に動物病院に行きました。
動物病院に到着すると、手術が長引いていたので、クーたんの診察は20時過ぎてしまいました。そして、主治医にクーたんを診てもらったところ、「血液検査の結果と黄疸と脱水症状が酷いので、一刻も早く脱水症状を解除するために入院させます」ということで、クーたんは緊急入院となりました。
5月1日、仕事をしていると15時30分頃動物病院から電話がかかってきました。内容はクーたんの呼吸が停止したとのことだったので、静かに旅立たせてあげてくださいとお願いしました。
仕事が終わって、とりあえず自宅に戻り、車を飛ばして21時過ぎに動物病院に到着しました。診察室に入るとクーたんが綺麗な姿で寝ていました。
クーたんと対面したときは、今回は動物病院に連れて行く前に覚悟を決めていたのと、5歳を過ぎていたのでフェレットとしての天命をまっとうしたという思いがあったせいか、悲しいとか寂しいという感情はもちろんありましたが、どちらかというと定められた別れの時が来たという感じでした。
クーたんを囲みながら、主治医やスタッフの方々と少し話をしました。原因は急性腎不全だったので急激に病状が悪化して2〜3日で旅立ってしまう病気でどうしようもなかったこと。クーたんが入院した日に副腎腫瘍の摘出手術をしていたのはルーシーさんの知り合いのフェレットちゃんだったとのことでした。実はその手術はとんでもなく難しい手術で、摘出された副腎は信じられないほど大きいもので(ぱっと見で直径5cmくらいの小石って感じ)脾臓肥大の手術の間違いではないかと思ったほどです。
ところで、ルーシーさんちの子たちが主治医に診てもらうようになったのは、実は私が薦めたからです。だから、ルーシーさんも知り合いに主治医を紹介したのだと思います。こういう繋がりなので、きっとクーたんが守ってくれたのでしょう(と、主治医と私は勝手に解釈してます)。
あと、主治医に聞いた話ですが、新人のあいちゃんが涙を流しながらクーたんを最後のお風呂に入れてくれて、首にリボンを付けてくれたそうです。新人のスタッフはみなさん号泣していたとのことです。その話を聞いてクーたんと出会って2ヶ月くらいしか経っていないのに、本当に心の底から悲しんでくれている新人のスタッフのみなさんのことを知り、縁があって動物病院にいい人たちがスタッフとして加わってくれてよかったと思いました。
ゴールデンウィークなのと2〜3日はクーたんを自宅でゆっくりさせてあげたいとおもったので、5月5日の子供の日の夕方ににクーたんのお別れ会をすることにしました。
5月2日、仕事帰りに近所の花屋さんでお花を購入しました。もちろん、黄色いばらを中心に構成しました。クーたんの寝床に飾りました。
5月5日、クーたんのお別れ会の日です。当日はクーたんを送るときに使う音楽のメモリアルセレクションを選曲するのをすっかり忘れていたことに気がつき、どうしようか悩んだ結果、The SQUAREの初期の頃の中心にリズムがおもしろい曲もちょっと混ぜて選曲しました。お手紙も書きました。
ましゅさんがクーたんのお別れ会にご参列いただけるとのことで12時頃にピックアップする予定だったのですが、選曲に手間取ってしまったので少しおしてしまい、花屋さんでお花を買い終わったときには12時20分になろうとしていました。黄色いバラは入荷したばかりでまだ花が咲いていなかったのでちょっと華やかさにかけてしまいました。残念。
ましゅさんに連絡を取って遅れる旨を伝えた後、今度はましゅさん側でちょっとしたトラブルがあって、結局、ましゅさんをピックアップできたのは13時頃でした。
動物病院で主治医やスタッフのみなさんにクーたんとお別れをしていただこうと思っていたのですが、14時過ぎくらいから手術があるので間に合うかどうか微妙だったのですが、動物病院に到着したらタッチの差で手術が始まってました。またまた、残念。
お昼を食べていなかったので動物病院の近所でましゅさんとお昼ごはんを食べた後、15時30分過ぎにお別れ会の会場に入りました。
いつもお世話になっているスタッフの方がいないのと、なぜか混んでいたらしく最初は慌しい感じでしたが、お別れ会の方は滞りなく執り行われました。クーたんは美しい姿で旅立って行きました。しかし、前述した黄色いバラのせいでお花がちょっと足りなかったかなって感じでした。
お別れ会が終わった後、クーたんを連れて動物病院に寄り、主治医に報告しました。そして、21時頃帰宅し、たけ、おと、ゆうと一緒になりました。
ちなみに、シナモンズのリーダーですが、みゅうにしようとか、いややっぱゆいにすべきだとかいろいろ考えはあったのですが、シナモンズのメンバーとも相談した結果、やはりクーたんが永遠にリーダーでしょうということでになりました。
クーたん、5年5ヶ月、私とシナモンズ+ヴァンと一緒に暮らしてくれてありがとう。また、シナモンズのリーダーのお役目お疲れ様でした。これからは、たけ、おと、ゆうと一緒に仲良く遊びながら、シナモンズのリーダーとしてシナモンズ+ヴァンを見守ってください。
この記事の添付ファイル
ファイル名
掲載日
ヒット
マフマフのクーたん
ひろの手術に立ち会ったときに撮影したマフマフのクーたんです。1024×768ですので、壁紙にどうぞ。撮影日2007/4/8。
2007/6/26
1264
クーたんへ
お別れ会のときにクーたんへ送ったお手紙のPDFファイルです。
2007/6/23
1338
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