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クーたんの副腎腫瘍

投稿者: たま 掲載日: 2007/2/11 (3346 回閲覧)
クーたんの副腎腫瘍の治療の話。


健康診断の結果、副腎腫瘍疑惑が・・・
(2007/1/5)


体重測定中(2007/2/11)


リュープリンを注射(2007/2/11)


夫婦そろって・・・(2007/2/11)


採血中(2007/3/12)


触診中(2007/3/12)


2回目のリュープリン終了(2007/3/12)


3回目のリュープリン終了(2007/4/8)
 2007年2月11日、クーたんの副腎腫瘍の治療を開始しました。そうです、恐れていたゆいとのダブルになってしまったのです。
 これまでの経緯を簡単に説明すると、昨年末あたりから男の子の大事な部分のちょっと上あたりが異常に腫れていました。尻尾もハゲ気味で毛並みも悪くなってしまって・・・、という感じです。
 1月5日に予防接種をする予定だったので主治医に診ていただいたところ、男の子の副腎腫瘍の症状で、男の子の大事ななところを頻繁に舐めているのが原因とのことでした。なぜ頻繁に舐めるかというと、おしっこがしずらいかららしいです。クーたんの症状だと前立腺などの泌尿器に注意しなければいけないようなので、おしっこの回数はチェックするように言われました。
 このときはリュープリンで治療を開始すると予防接種ができなくなるのとまだ様子をみれる状況だったので、先に予防接種をしてその後の経過で具合が悪くなるようであればリュープリンで治療を開始しましょうということになりました。
 その後クーたんの様子をみていたのですが、おしっこのことは気にはなるのですがちゃんとできているようでした。1ヶ月ほどは調子がよかったです。
 2月9日の夜のお世話のときにクーたんを抱っこしたら顔がなんか鮮やかなピンク色になっていて、熱は平熱のようだけどのだけどちょっと苦しそうだった。男の子の大事な部分も少し腫れてました。とりあえず便の回数を増やすべくラクサトーンを舐めさせ、栄養補給ということでニュートリカルも舐めさせて様子を見ることにしました。
 2月10日の朝のお世話のときは昨夜よりちょっと熱っぽい気はするけど、顔色は普通の感じに戻っていて、男の子の大事な部分も元に戻っていたし、おしっこもちゃんとしているので、もう少し様子をみることにしました。
 2月11日、みゅうの予防接種があるのでクーたんも健康診断してもらうことにしました。まぁ、このときはもうリュープリンを注射しないといけないかなぁ、とは思っていました。主治医に診ていただいたところ、やはり前立腺が腫れているようなのでそろそろリュープリンで治療したほうがいいねって話になり、血液検査をしました。
 血液検査の結果、GPTがちょっと高いのが気になるので、主治医としては今の状態であれば、もう少し様子をみることはできるので強肝剤を飲ませてGPTを少し下げてからリュープリンを注射したほうがいいという意見だったが、ここでゆうのことが頭をよぎったので、これ以上引っ張って手遅れになるのはいやなので、リュープリンを注射した後しばらく強肝剤を飲ませることにしました。
 治療後は日曜日なのになぜか動物病院が空いていたので、クーたんとみゅうの撮影会をしてました。ちなみに、今日は夫婦そろって皮下注射ですよ。お迎えしたときの予防接種以来、実に5年ぶりの出来事でした。
 リュープリンを注射した後の経過は順調で、男の子の大事なところを舐める行為は無くなったし、薄かった毛も順調に生えてきてマフマフになりました。

 3月12日、2回目のリュープリンを注射する日です。頭の中では主治医にクーたんの様子を見てもらってリュープリンを注射しなくても様子を見れるようならば今回は見送って症状が悪化したら治療を再開しようかと思ってましたが、採血する前に副腎フケを見つけてしまい、その時点で2回目のリュープリンの注射は決定してしまいました。血液検査のために採血するのですが、AHTさんが3人も入ったのでやっぱりAHTさんの採血の新人研修になってしまいました。ちなみにゆうのときとは違う新人さんです。
 血液検査の結果がでるまで暇なので、副腎フケを見てしまったのでクーたんをトリミングルームでお風呂に入れました。フェレットのお風呂の入れ方ということでここでもまたもや新人研修・・・。私がクーたんをお風呂に入れながら新人さんにレクチャーしました。お風呂が終わった後、まだ待ち時間があったので待合室でクーたんの撮影会をしました。
 血液検査の結果はやっぱりGPTが高かったので、また2週間ほど強肝剤を飲ませることになりました。でも、前回よりは下がっているので順調に回復しているようです。

 4月8日、3回目のリュープリンを注射するのにはちょっと早いのですが、朝にバリウム検査のために入院したひろが緊急手術することになったので、クーたんのリュープリンの注射も前倒しすることにしました。
 まぁ、クーたんは2回目の注射後、マフマフになっていて元気なので3回目は注射しなくてもいいかな、と思ってました。主治医に診察していただいたところ、主治医もここまで回復しているのであれば3回目は注射しなくてもいいかもしれないとのことだったのですが、3回目を注射しておいたほうが確実だということで、念のため3回目の注射をすることにしました。
 動物病院が混んでいたのとひろの手術もあるので、急いで血液検査をしました。血液検査の結果は凄くよかったので、クーたんは無事に3回目のリュープリンを注射しました。その後、クーたんと一緒にひろの手術に立ち会いました(ひろの件はエピソードの「ひろ、緊急手術」に記します)。

 4月30日、副腎腫瘍は順調に回復していたクーたんですが、緊急入院してしまい、5月1日に急性腎不全で永遠の旅路につきました。旅立ちの件は、エピソードの「クーたん、永遠の旅立ち」に記します。副腎腫瘍としてはほぼ完治という感じだったのでとても残念です。
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